笑売のヒント

 

笑売実践に向けてのヒントとなる言葉を紹介していきます。
○○○○○○○○イメージ

 

「不易流行」

新聞記事で目にした言葉です。
「不易」とは時代を超えて常に人を感動させる本質的なもの。
「流行」とは時代の変化に応じた新しさ。
日本史上最高の俳諧師と言われる松尾芭蕉が残した言葉です。
優れた俳句を詠む上での考えとして提唱されたようです。
ビジネスにも通じる考えであり『笑売』の実践には欠かせません。


 

「富士山は西からでも東からでも登れる」

道はいくつでもある。
しかし、人は無意識の中で一つの見方に執して他の見方を忘れている。
そして、行き詰まったと言う...
心の師である松下幸之助さんの言葉です。
進むと考えていた道を変えるのは抵抗があるでしょう。
しかし、本当にそれは難しいことでしょうか。
多くの道があると考えた時から『笑売』が始まります。


 

「ふもとの太った豚になるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ」

この言葉が書かれた本との出合いは強烈でした。
書かれていた言葉の数々が、心に響いたからです。
満足や安定は人生の最高の状態。
しかし、ビジネスでは死を意味すると著者は説いています。
まさに安定した時間にこそ、次の手を考える努力を惜しまない姿勢が必要。
ビジネスの安定が、いつまでも続く事はありません。
努力の継続や積み重ねが『笑売』も持続させるのです。


 

「「汗」、「味」、「情」、「噂」、「客」が客を呼ぶ」

随分前になりますが、通り掛かりに入った食堂の壁に
手書きで掲示されていました。
「汗」は努力や熱意、「味」は商品や品質、
「情」は誠意や真心、思いやり、「噂」は評価、
「客」は顧客と考えれば、商い全てに当てはまります。
調べてみましたが、誰の言葉なのかは不明。
この食堂店主が自らの戒めとして貼っているのであれば、
まさに『笑売』実践のお手本です。
以降、勝手ながらも「繁盛店の法則」と銘打って紹介しております。


 

「強い絆がビジネスチャンスを生む」

ある企業の取り組みに対し、TV番組の司会者が語った言葉です。
「強い絆」とは、経営者と誰の関係性を示しているのでしょうか。
それは、顧客、取引先だけではなく、従業員も含まれます。
その絆の中で取り組まれる日々の活動が、
ビジネスチャンスを生み、『笑売』へと導く。
しかし、その絆が無い場合、
ビジネスチャンスを自らが遠ざけているのです。


 

「先入観は可能を不可能にする」

メジャー球界を震撼させるデビューを果たした大谷選手が語った言葉です。
高校時代の恩師からの教えられた言葉であるようですが、
先入観を持たずに挑むことが新たな道をひらくことを
大谷選手が実践していることは言うまでもありません。
固定概念、既成概念に囚われすぎていると『笑売』の道も扉もひらけません。


 

「壁は、越えられる可能性のある人にしか、やって来ない」

「独特の感性」を持つと言われるイチロー選手の言葉です。
卓越した技術を持つ“達人”ならではの言葉と言ってしまえばそれまで。
しかし、達人となるまでの道程が、この言葉を生んだことは間違いありません。
そして、イチロー選手は目の前に現れたどんな「壁」であっても
乗り越えられる可能性を感じられるから“達人”なのかも知れません。
今、目の前にある「壁」は、越えられる可能性のある人の『笑売』への壁です。

 

「俯瞰で見るクセがついているので、わりと思い違いがないんです」

個性派女優として親しまれた樹木希林さんの言葉です。
生前、自分が役者になったのは客観的に自分の姿を見ることが出来るからだとおっしゃられています。
希林さんの平明さは、自然体を装いながらも人や自分を客観視されていることから生まれていたのです。
そして、あの圧倒的な演技力と生きざまで多くの人々を魅了されました。
自分や自分の商売を俯瞰することが出来るか、それが長く『笑売』を支えていく視点とも言えます。       

                          

 


※今後も紹介します...